花一輪
今日の一作 1月31日
花一輪
サイズ 色紙
紙 出雲和紙
墨 江戸時代の和墨
筆 ムジナ筆
表面がごつごつした色紙です。
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今日の一作 1月31日
花一輪
サイズ 色紙
紙 出雲和紙
墨 江戸時代の和墨
筆 ムジナ筆
表面がごつごつした色紙です。
ハガキ 1月31日
心のなかの忘れ物思い出すことがあるのです。
今日は「愛妻(あいさい)の日」だそうです。
そこで、観ましたよ、きのう、『今度は愛妻家』
妻と一緒に。
いい映画でした。せつなくて泣けました。
薬師丸ひろこさん、適役です。
予想もしないストーリー展開でした。世のだんなさん、観て愛妻家になってください。
さぁ僕も「今度は愛妻家」、いやいや「これからも愛妻家」です。はい。
毅童くん、コメントありがとう、がんばろうぜ!
今日の一作 1月30日
幽
サイズ 35cm×45cm
紙は本画仙を茶色に染めたもの
墨は中国の古墨です。
筆はムジナの長鋒です。
なんとなく幽と書きたかっただけですが、左右の形、大きさなど大きな変化を求めるか、あまり大きく変化させまいか、少し悩みました。
結局大きな変化をつけず自然にまかせて書いてみました。素朴にしたかったのです。
ハガキ 1月30日
精神
精神を清浄に(正常に)保つために、時にガス抜き息抜きをしながら・・・・・
というわけで昨夜は仲の良い同級生とガス抜きしてました。はい。
ピリッとした精神にしたくてこのように書きました。
先日の空港パフォーマンスの動画がアップされました。
どうぞご覧ください。カテゴリーの動画をクリックしてください。
長岡祥鳳さん、田村毅童くんのもアップしてます。
動画を見られた匿名さんからコメントいただきました。ありがとうございます。
僕の紙は今回大量のポスターカラーを使用しますので、あらかじめ裏打ちがしてあります。
あとの二人は厚手の紙ですが、そのままです。
紙が破れないのは絶妙なタッチによるものなのです。
押さえつけて書くと破れてしまいます。
ハガキ 1月29日
一
すべてのはじまり、すべてのもとが一です。
なかなかいい一が書けません。
なんかナマコみたいになっちゃいましたけど、よしとします。
基本を大切に、ひとつのことに一生懸命でやっていきたいですね。
土曜日は妻と映画でも行こうかなと思ってますが、『オーシャンズ』か『今度は愛妻家』かになると思いますが。
さっきテレビつけてみると1月31日は「愛妻の日」だそうです。
そうすると『今度は愛妻家』を観ないといけないかなぁ。
今日の一作 1月28日
雨がやんだ。校庭には水たまりが沢山できている。太平洋、地中海、日本海、喜望峰もあれば千島列島もある。だが、僕の一番好きなのは、地球のどこにも見当たらぬ小さい新しい海峡だ。游動円木の蔭をうつして、その名知らぬ日暮れの海峡には、さざなみがいっぱい立っている。
井上靖先生の詩『雨あがり』
サイズ 120cm×90cm
墨は油煙墨。筆は羊毛長鋒
ぐちゃぐちゃっとした感じに書きたかったのです。海の中に島が点在しているように。
ハガキ 1月28日
青天に独歩す(独自の境地、独立独尊の境地)
作家を志すもの、また作家精神はこうでなくちゃいけないと思います。
(作品についてはですよ)
なかなか独自の境地に到りません。
自分独自の感性を磨きたいものです。
話は変わって、マイケルジャクソンの『THIS IS IT』のDVDが発売になりました。
さっそく昨日教室の帰りに買って帰りました。
劇場に観にいったけど、また絶対観たいと思って買いました。
きのう深夜、少しだけ見ましたが、やっぱスゴイです。
これぞ独自の境地です。
池田知穂さんコメントありがとうございます。
楽しみにしています。
今日の一作 1月27日
耕せども尽きず
(心を耕すことは限りがない)
心田は耕せば耕すほど肥沃になり、磨けば磨くほど光り輝き、その行程は限りがないということです。
サイズ 35cm×45cm
紙は単宣を茶色に染めたものです。
墨は油煙墨。
筆は細い剛毛です。(ムジナ)
あまり力まず筆まかせで楽に細く書きました。
落款はShoutouと書き、印もSHOUTOUと刻してあります。
この落款の入れ方は邪道かもしれませんね。
ハガキ 1月27日
合うことも合わないこともあるものです
合うものはまぁいいんだけど、合わないものを合うようにしようとすることも
また楽しいのかも。いろんなことでね。
作品を作る過程でもそうです。
絶対相性の悪い合いそうもないものを組んでやってみるというのも新しい発見につながるものです。
人と人との関係だってそういうものかもしれませんね。
vizioマスター、コメントありがとうございました。リンクありがとうございます。
たいきさん、ありがとうございます。来月の書展楽しみにしています。
今日の一作 1月26日
まにあうまだまにあう
とおもっているうちに
まにあわなくなった
ちいさなといにこたえられなかったから
おおきなといにもこたえられなかった
もうだれにもてがみをかかず
だれにもといかけず
てんしはわたしのためにないている
そうおもうことだけが
なぐさめだった
なにひとつこたえのない
しずけさをつたわってきこえてくる
かすかなすすりなき・・・・・
そしてあすがくる
谷川俊太郎著『クレーの天使』より「泣いている天使」
サイズは35cm×45cm
筆は小さめの羊毛長鋒。墨は油煙墨
紙は羅紋箋を水色に染めたもの。
ただ気持ちを込めて書き進めていきました。
感情の赴くままに・・・・
この感情ってやつが厄介なのです。
ハガキ 1月26日
夢までの距離
夢は何?
家族の幸せ。これは当然そうです。
自分のことでいえば、やはり自分の作品です。
よりよい作品を書くことが夢です。
自分の作品が人の心を動かす。
ひとりでも多くの人に自分の作品の前で立ち止まってもらう。
そういったことが夢です。
小さいといえば小さい。でも計り知れないものもあると思うのです。
昨日東京から帰りました。創玄展二科審査も終わりました。
良い結果になった方も、そうでなかった方も当然おられます。
でもそれは、いい作品が書きたいということであれば、それまでの一過程に過ぎません。
残念だった方もその先を目指せばいいのです。
良かった方はそれに驕ることなく(精神も技術も)さらに精進していくのです。
夢までの距離を縮めるために。
山田起雲さん、コメントありがとうございました。お世話になりました。お疲れ様でした。また一科の審査でよろしくお願いします。
ハガキ 1月21日
可能性は無限大
誰だって可能性は絶対無限だと思っています。
ただどの方向に可能性があるかが難しいんだと思いますね。
いまからの若い人達も自分の可能性が、どの方向にあるのか、それに気づいたり、探したり出来るようにいろいろアンテナをはったり、選択肢を広げたりの努力が必要になるのだと思います。
さぁ今日から東京です。
月曜日に帰ります。それまでブログお休みしますのでよろしく。
頑張ってきます。
柳井宏美さん、コメントありがとうございます。これからもよろしくお願いいたしますね。
今日の一作 1月20日
心豊かであればこそ、宝石のごとき涙
羊毛長鋒です。
顔は右手で書くと意思的になっちゃいますので、左手で書きました。
涙は純松煙の淡墨です。
サイズ 35cm×45cm
顔の絵、へたくそですねぇ。
ハガキ 1月20日
拙は是れ巧之方なり(下手でも努力すけば上達の法である)
うーん、ほんとにそうだと思います。
器用よりも不器用がいい。
不器用な人は一生懸命努力します。(努力しなければ話になりませんどっちにしたってね)
それが最終的にその人にしか出せないいい味になっていくんだと思います。
器用な人にはどうもこの味がなかなか難しいんですね。器用さが邪魔してくるんですね。
以前も書きましたが、故・熊谷守一画伯の「下手も絵のうち」ですね。
上手は先が見えるけれども、下手は先が見えない、どうなっていくかわからない。だからとんでもなくすごい方向に向かう可能性を秘めているということなんですね。
器用、上手がいけないんじゃなくて、精神が「不器用精神」がいいと思っています。
そんな感じでこれからも・・・・・
トレキュートの柳井宏美さんのブログに書のパフォーマンス、掲載してくださいました。ありがとうございます。
トレキュートはリンクしてます。
アロマデザイン華氏96です。
ブログはそのなかの「HAPPYアロマライフ」です。
化粧品・エステ、またアロマに興味のある方ぜひご覧ください。
ぼくもアロマ使ってます。とてもいいです。
今日の一作 1月19日
戯
サイズは半紙
筆は羊毛長鋒のちいさな筆です。
あまり滲ませないようにと思って、半紙を3枚重ねて書いてみました。
素朴な線になったでしょうか。
ハガキ 1月19日
魑魅魍魎(ちみもうりょう)
昨日は防府教室。
家に帰ったのが24時40分くらいだったかな。
教室が終わって映画のレイトショウを観て帰ったのです。
『彼岸島』を観ました。
なんか怖そうな映画だったので、なんとなくどきどきしながら、部屋へ。
誰もいません。
「うそー、俺一人かよー、なんかいやだなぁ」なんて思いながら、始まります。
するとばたばたと4人入ってきました。
少しほっとしながら観てますと・・・・・・
「んっ?」「アレっ?」
非常に僕がコメントするには微妙な映画でした。
あれは僕たちおじさんが観るようなものじゃないのかな。
若い人にはいいのかな。
彼岸島という島があって、そこに吸血鬼たちがすんでて、その吸血鬼の親分や吸血鬼たちと戦う、訳ありの本土から来た高校生たちや島の生き残った住民たちのお話です。
魑魅魍魎、いまの現代社会のなかにもいますねー。たとえば国会議員の先生方のなかにもねぇ。
ガラス造形作家の西川慎先生・池本美和先生のM・MグラススタジオのHPに
空港のパフォーマンスの様子を掲載してくださってました。ありがとうございます。
それにも書かれてますけど、作品の制作時間、その作品に至るまでの時間、
本当にその通りだと思います。
その作品を書くのにほんの数分だけど、その作品に至るまでには何年、何十年とかかっているのです。
その結果としての数分なのです。
M・MグラススタジオのHPはリンクしてます。
また市議会議員の高松ひでき氏のブログにも紹介していただいています。
ありがとうございます。
高松ひでき氏のブログもリンクしてます。
どうぞご覧ください。
今日の一作 1月18日
君かへす朝の舗石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ(北原白秋)
今日の一作というより昨日の一作になっちゃいました。
昨日は帰るのが遅いので、帰ったら書けないだろうと思って、防府教室にて
書きました。
墨はだいぶ前、玄游会で作っていた『澄懐』という墨です。
呉竹精昇堂の墨です。油煙墨でたしか3000円だったなぁ。今はもうありません。
紙は仮名用の少しぼかしの入った加工紙です。ベージュっぽい色をしてます。
筆は羊毛長鋒のちいさな筆です。
ハガキ 1月18日
勧酒
君に勧む金屈巵(きんくつし)満酌辞するを須(もち)いず、花発(ひら)いて風雨多し人生別離足る。
(君に黄金の盃をすすめよう、なみなみつごう遠慮はいらない。花がひらく季節には風雨が多く、人間の生涯には別れが多い)
昨日の総会、無事終わりました。
後の懇親会も楽しかったですね。
みなさんのご意見を聞きながら、また進んでいきたいと思います。
懇親会で演奏していただいた和太鼓も迫力ありました。
昨日は遠くは熊本からも来られてました。
前日のパフォーマンスには、遠くは京都からも観にこられてた方がおられて感激でしたね。
今週は木曜日から書展審査のため上京します。
話は変わってあたらしくリンクにBAR VIZIOがはいりましたよ。
昨日久しぶりに寄らせていただきました。
カクテルを飲むショットバーですがとても雰囲気のいいお店です。
マスターのブログも楽しいです。
年頭挨拶してます。いささか緊張気味ですね。
総会風景です。
懇親会風景
和太鼓集団、中村社中・薫童子の迫力ある演奏です。
ハガキ 1月17日
道を開く
昨日は充実した一日でした。
観に来ていただいた全ての方に感謝します。
そして手伝ってくれたスタッフのみんな、お疲れ様でした。
こういった活動のひとつひとつが自分の中で道になっていってくれればと思うのです。
さて、今日は総会です。122名が集まります。
たくさんの方とお話できるのを楽しみにしています。
午前中はその準備をもう少ししてから午後に出かけます。
一昨日から「今日の一作」が書けないでいます。
たぶん今日も書けません。
また明日から頑張ります。
たくさんの方に来ていただきました。250人くらいおられたかなぁ。
ありがとうございます。
FMきららの皆さん、ありがとうございます。
山口宇部空港の方々ありがとうございます。
こういう機会を与えていただけることに感謝です。
三人とも一生懸命書かせていただきました。
充実した時間でした。気持ちよかったー。
作品は2月20日まで空港ロビーに展示されています。
真っ赤な鳳一字書きました。
写真があまりよくありませんが。
長岡祥鳳さん 『翼のむこうに白い雲海蒼い空』と書きました。
筆の弾力も抜群で、やわらかいタッチでした。いい作品です。
田村毅童くん『虎視』と金文で書きました。
ロックのBGMで若さ弾ける動きでした。線が生きています。
ハガキ 1月16日
肝ニ銘ジ 魂ニ銘ズ
良寛の『愛語』の中の一節を臨書したものです。
良寛さんの字は好きです。
素朴で、おおらかで、純粋なような透明なような、でも芯が強い。
一見なんでもないように見える線、実際書いてみると無茶苦茶難しいですよ。
あの雰囲気は出せません。やはり精神的なものからくるものだと思います。
書けば書くほど難しい、これも原本とはほど遠いものになっています。
あの澄んだ形を書こうとしてもだめなのです。何度書いても出せないのです。
じゃあ気持ちで書こうと思って、形はある程度にして気持ちで書こうとしても、
だめです。
良寛さんの字を書くには、また雰囲気を出すには、僕の精神は汚れているのでしょう。
今日のパフォーマンス『肝に銘じ魂に銘じて』そんな意気込みで書きます。
ハガキ 1月15日
一生懸命
さあいよいよパフォーマンスも明日となりました。
一生懸命書かせていただくだけです。
大きさが大きいだけに、何度もリハできるものではありませんので、イメージトレーニングを日々重ねています。
気になるのは赤の色の出し方というよりも濃度かな。
当日上手い具合に調整しないとな。
それから紙も。
紙は裏打ちしたものを使うので、あとで吊るす時の重量の関係があります。
いつもは両面テープだけでよかったのですが、今回はそれだけじゃ不安なため、両面テープをバーにつけたあと、針金で補強しないといけないなと思っています。
うまくいくように頑張ります。
16日 16時30分から書き始めます。
今日の一作 1月14日
翩翻と羅(うすもの)を解く月の前(日野草城)
サイズ 135cm×70cm
筆は羊毛長鋒と兼剛長鋒の二本を箸のように持って。
何枚書いてもうまくいかず、意地になって書きましたが、なんだかなぁ、真面目くさった面白みのない作になったなぁ。
引き出し増やさなけれゃなぁ。
けいかさん、コメントありがととうございます。がんばります。
ハガキ 1月14日
雪 天使が舞い降りる
このあたりで雪が降るとやっぱりみなさん行動が鈍るよね。
昨日の宇部教室は、けっこう暇でしたね。
他にいろいろ仕事は出来ましたけど。
そして相変わらず今朝も寒いですね。
16日と17日は少しは暖かくなってるといいんだけど。
17日の総会・懇親会は123名の出席予定です。
日頃あまり顔を見ることがない方もおられますので楽しみです。
お知らせクリックしてください。
いよいよパフォーマンスが明後日です。
今日の一作 1月13日
なめとこ山の熊のことならおもしろい。
なめとこ山は大きな山だ。
淵沢川はなめとこ山から出て来る。
なめとこ山は一年のうちたいていの日は、つめたい霧か雲かを
吸ったり吐いたりしている。
まわりもみんな青黒いなまこや海坊主のような山だ。
宮沢賢治の小説『なめとこ山の熊』の冒頭部分です。
サイズ 135cm×105cm
筆は羊毛長鋒です。
紙は亀紋箋を張り合わせたものです。
少し厚みのある線で素朴に書きたかったです。
今日は寒い。エアコン入れても部屋がなかなか暖かくなりません。
手が冷たいです。エアコンを強くすると紙がパタパタとしますので、弱でがまんして書きました。
ハガキ 1月13日
はるをまつ
さっき起きて外を見てびっくりです。真っ白です。
どおりで昨日は寒かった。チップも僕の布団からぜんぜん出なかったはずです。
これはこれできれいなんだけど、はやく春が来てほしいと思います。
寒いのは苦手です。
16日のパフォーマンスでは、真っ赤な字を書こうと思っています。
先日のリハでは墨を使ったんだけど、本番は赤のポスターカラーで書こうと思っています。
先日3?缶が入荷したので、昨夜ちょっと紙にしっとり書けるかどうか試してみました。大丈夫です。
缶を開けたときにすこしシンナーのような臭いがしましたが、水で薄めて紙に書くとそうでもありませんでした。
最初は少し濃いめで書いてみました厚みはありますが、すこし筆を取られるようです。ちょっとずつ水を足しながら書いていきますと、結構薄くのばしても大丈夫なようです。
ある程度の水を入れたほうが線の伸びもよく、筆のさばきもいいようでした。
でもきのうは小さい筆でのためし書きです。
本番に使う筆に対しての量を調整するのはちょっと難しそうですが、なんとか頑張りましょう。
お知らせをクリックしてね。
今日の一作 1月12日
いろは
以呂波仁保部止知利奴留遠和加与太礼曽川祢奈良武宇為乃於久也末計不己衣天安左幾由女美之恵比毛世寸无
サイズ 35cm×135cm
筆は昨日と同じ牛耳毛です。
紙は薄い小豆色とでもいいましょうか。染めたものです。
淡々と書き進めていきました。少しの疎密を頭に置きながら。
ハガキ 1月12日
雪来って松更に緑に、霜降りて月弥(いよいよ)輝く
(雪が降って松の緑は一層緑深く見え、霜降る毎に月はますます輝きを増す)
きれいな詩です。
竹ペンで書きました。
やわらかい線にしたくて、かなり手前に倒して書いてます。
時々出る滲みも面白いです。
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今日の一作 1月11日
木々の緑や赤い薔薇 僕と君のために色鮮やかに輝く
そして僕はひそかに思う なんて素晴らしい世界だろうって
(ルイ・アームストロング この素晴らしき世界より)
サイズ 35cm×45cm 出雲和紙です。
筆は牛耳毛です。
文字そのものはおおらかに書きたく、そして文字間は詰めながらも明るさを
出したかったのです。
ハガキ 1月11日
なかよく並ぶ靴をみていると、しあわせなのです。
我が家では日常生活の中では、家の出入りはほとんど勝手口を使っています。
なので勝手口に家族の靴がぎっちり並んでいます。
このたくさんの靴を見ていると幸せを感じるときもあるのです。
昨日は無事検定試験の審査も終わりました。
厳しかったです。まぁ甘く見てもあまりご本人のためにもなりませんので、涙をこらえて厳しい目でみています。
残念ながら昇段できなかった方も、あきらめずにまた精進をしていただければと願っています。
昨日の会場は、「きらら交流館」といって山陽小野田市のきららビーチにある施設です。その近くにガラス造形作家の西川慎先生・池本美和先生の工房、そしてとなりにはガラス未来館があります。
お昼休みにちょっと年始のご挨拶に寄ってみました。
お忙しそうに仕事されてました。「また一杯やりましょう」なんて話をしました。
未来館のスタッフの方々ともお会いしました。いつもみなさん爽やかです。
会ってお話してもとても気持ちがいいです。
西川・池本先生は全国的にご活躍の日本を代表するガラス作家です。
そんな方々がこの山陽小野田市におられ、なかよくお付き合いさせてもらっています。うれしく幸せなことです。
さぁ今日は総会の準備、そして東京へ作品を送る準備などいろいろと忙しいですよ。月刊誌の原稿もまだなにもやってないしなぁ。
昼からは防府教室です。僕たちには日曜祝日は全く関係ありません。
仕事がぶちたまらんように頑張りましょう。
空港パフォーマンスもいよいよ今週末です。
お知らせをクリックしてね。
ハガキ 1月10日
黒と白
この単純な組み合わせが実は複雑なのです。
いささか昨夜の「今日の一作」の出来の悪さを引きずっている今朝の僕です。
今朝、書斎に行って吊っている自分の作品を見て、気が入ってないのがわかります。
さぁ気分を変えて、今日は検定・月例の審査です。
たくさんのいい景色の作品を拝見できることを楽しみにしています。
景色を作るのは、線です。墨(濃淡や潤渇や墨色)です。リズムです。ほか細かに言えばいろいろありますが、どれが欠けてもいけません。
頑張ってきます。たまに海を眺めながら。
今日の一作 1月9日
行(ゆ)いては到る水の窮まる処
(川の流れの尽きるあたりまで歩いてゆく)
サイズ 35cm×135cm
さきほど明日の準備が終わりました。19時より本部教室に数名集まっていただき、作品の仕分け作業です。
遅くまでみなさんに感謝です。
夕方、北九州より帰って引き続きの準備で少し疲れたのでしょうか、墨を磨る気力がなくなり、今日は墨液で書きました。
すみません、一枚書きです。
木簡の調子でと思って書きましたが、字も少し疲れてるね。反省。
はずかしいけどアップします。これも自分です。
紙はグレーに染めてあります。
柳井さん、コメントありがとうございます。ぜんぜん構いませんよ。今日もシュッとしました。リフレッシュします。
みなさんありがとうございました。
ハガキ 1月9日
厳しく冷たい風もいつか優しくあたたかな風へと変わる。
日々寒いですねぇ。
宇部教室から岩国に向かうときいつも西琴芝のコスメ&エステ トレキュートの前を通るのですが、昨日はちょっと年始の挨拶をと思って柳井さんに会いに行ってみました。
その時にスプレーのアロマを一本購入。
爽藾(sorai)(爽やかな柑橘系の香り)です。
車に乗った時などシュッと車内に一吹きすると、とても爽やかで気分がリフレッシュされます。興味のある方はリンクからご覧になってください。
アロマデザイン華氏96です。
さて、いまから北九州に向かいます。毎日全国学生競書展の審査です。
会場は毎日新聞社西部本社です。
夕方には帰りますが、明日の検定試験の審査準備がまだ十分出来てません。
気持ちは焦っていますね。
そして17日の総会の準備もね。結構目が回りそうです。
では行ってきます。
爽やかでいいですよ。
今日の一作 1月8日
紙飛行機
遠く高く飛んでゆけ 僕の紙ヒコーキ この風に乗って
サイズ 135cm×70cm
大字の紙飛行機は剛毛を2本合わせて書きました。
シャープな線で構築的な紙飛行機にしたかったのですが。
今日の一作 1月8日
紙飛行機
遠く高く飛んでゆけ 僕の紙ヒコーキ この風に乗って
サイズ 135cm×70cm
大字の紙飛行機は剛毛を2本合わせて書きました。
シャープな線で構築的な紙飛行機にしたかったのですが。
ハガキ 1月8日
剣
僕にとって筆は、武士の刀と同じです。
なんちゃってカッコイイこと言いますけど、でもね
筆を持って紙に向かう瞬間は、本当に真剣勝負なのです。
いまこれを書いてて、後ろから妻が覗き込んで「あきさん、朝から笑わせるね」
なんて言ってますけど。
いやいやほんと真剣です。
鈍刀ではいけません。いつもスパッとよく切れるように、日頃からよく研いでおかないとね。
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今日の一作 1月7日
呼吸(いき)すれば胸の中(うち)にて鳴る音あり凩(こがらし)よりもさびしきその音
サイズ 135cm×35cm
紙は羅紋箋を薄緑に染めたものです。
墨は一昨日に磨りためたものに水をすこし加えて
羊毛の長鋒で書きました。
石川啄木の『悲しき玩具』の一番はじめにでてくる歌です。
こんな歌を静かにゆっくり書くのですが、BGMは矢沢永吉さんのギンギンロックです。変でしょ。
ハガキ 1月7日
凍てつく寒さのなか、ただただ前を見て歩くのみ
寒ー!ぶち寒ー!
昨日も宇部教室で窓を開けてみると外の空気はピーンとして厳しい冷たさです。
教室の暖房は天井についてて、僕の机の真上です。
そこから下ではなくて、教室の中央に向けて温風が出ます。
なので、僕の机は座ってると以外に寒かったんですよ。
昨年末から電気ストーブを机の傍に置かせてもらいました。
おかげで、快適に仕事できます。
昨夜の今日の一作の仮名作品は、ちょっと墨が薄かったなぁ。
もうすこし濃いほうがしゃんとしたなぁと反省してます。
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今日の一作 1月6日
朝の日の窓にうすしと思ひしは春雨はれて靄の立つなり(島木赤彦)
今日は仮名を書いてみました。
サイズは半壊紙です。
ハガキ 1月6日
変
変わろうとするのか、自然に変わっていくのか。
難しいところです。
昨夜、今日の一作を更新しながら、チョットと思ってテレビをつけてみました。
BSにしてみるとやってました『ゴッドファーザー partⅡ』
これは見んにゃあいけん。
ロバート・デ・ニーロかっこいいです。しぶいです。
眠いのを我慢しながら見終わると2時半でした。
ゴットファーザーのシリーズの中で最も好きなのがpartⅡです。
何度見てもいいですねぇ。
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今日の一作
円海(仏の円満功徳を大海にたとえていった言葉。すでに悟った仏の境地を言葉でいうことは不可能であるということです。)
僕には恐れ多い言葉ですが、好きな言葉でもあります。
サイズ 70cm×135cm
かずら筆で書きました。
鋒がぐしゃぐしゃでまとまらず、逆にそれが面白い筆です。
墨は創玄書道会45周年の記念墨です。新しい若い墨です。
紙は亀紋箋という、亀の甲のような漉き模様の入った紙です。
今日はさっきまで稽古だったので、その間、墨磨り機くんにがんばって磨ってもらってまして、先ほど書きました。
澄泥硯でごりごり磨ってたので、磨りすぎて濃くなってしまい、色がぎらぎらしちゃいましたね。
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こんな筆です
ハガキ 1月5日
聞
風の声を聞いてみたいのです
聞の甲骨文を書いてます。
きのうは夕方から急に天気が悪くなり、風も強かったなぁ。
深夜もゴウゴウと唸ってました。
下の娘は昨日から陸上の合宿へ行ってますが、さぞかし寒いだろうなと思います。
走るの苦手な僕は、走る楽しさが全くわかりません。娘は陸上を楽しんでいるようです。
2,3日と箱根駅伝を見るとやっぱり感動しますね。自分が走るのは嫌だけど、見るとやっぱり感動します。
娘が走ってるの見るだけでも感動しますもん。
僕も苦しくても明日の自分へ襷が渡せるように今日一日をがんばります。
なんちゃってカッコイイこと言ってしまいました。
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今日の一作
わたしたちは氷砂糖をほしいくらいもたないでも
きれいにすきとほった風をたべ
桃いろのうつくしい朝の日光をのむことができます。
サイズ 45cm×35cm
墨は大正時代の奈良墨の古墨です。
ちっちゃいです。5cmくらいの長さでしょうか、太さは1cmもありません。
筆は牛尾筆です。
紙は出雲和紙です。茶色っぽいです。
宮沢賢治の本『注文の多い料理店』にかかれている序文の書きはじめです。
とてもうつくしい文章だと思います。好きなフレーズです。
数年前にも作品にしたことがありました。
できるだけ素朴に書きたかったのですが、そう意識すればそれはもう素朴ではなくなるのかもしれません。難しいです。
告知です。お知らせをクリックしてね。
ハガキ 1月4日
花ごころ
この言葉は好きで、ときどき書きます。
去年の「ガラスと書のコラボ」の時も書きました。
絵ごころ、花ごころ、遊びごころ・・・作品を作っていくうえではとても大事なことのように思います。
今日から教室が始まります。
10日の日曜日には検定の審査もあります。準備やら何やら忙しくなります。
9日には北九州の毎日新聞社西部本社で毎日全国学生競書展の審査もありますので、それにも行きます。
そして16日にパフォーマンスやって17日に玄游会総会・懇親会。
21日から創玄展の審査のため上京します。
年明け早々いきなり飛ばしていきますよ。
今日の一作
寶鏡三昧(心が静かに統一された最高の境地)
サイズ 35cm×135cm
グレーに染められた半折の紙です。
墨は昨日の墨に墨運堂の百選墨『團鳳』を磨りこんでみました。
純植物性の油煙墨です。
筆はムジナ筆の超長鋒です。
告知があります。お知らせクリックしてね。
起雲さん、コメントありがとうございます。いつもブログみてます。
今年もよろしくお願いいたします。
ハガキ 1月3日
ゆったりとした曲が流れ、至福の時が流れゆくのです
僕は自分の書斎で仕事してるときは必ず何らかの曲をかけています。
作品を書くときも、その書こうとする作風に合わせて選曲したりします。
激しいものを書きたいときは、ギンギンのロックだったり、また乗り乗りのソウルだったり、ゆったりしたものを書きたいときはゆったりしたインストゥルメンタルだったりです。
最初は体も反応して仕事してますが、入り込んでいくと何も聴こえてないんですね。
そして書き終わるとまた聴こえてくるものです。
告知があります。お知らせをクリックしてね。
今日の一作
蜘蛛(自作)
設計図も無いのに美しい幾何学模様を空間に描く君は自然界のARTIST
サイズは175cm×70cm
墨は甘露墨という古梅園の墨です。
その名のとおり非常に香りのいい墨です。
けっこう年数経って枯れた墨です。
墨色も好きでたまに使う墨です。
筆は純山馬でバリバリの硬いものです。
手首柔らかく漢字の連綿を書くような気持ちで書いてみました。
運筆はゆっくりです。タッチは軽いです。軸は若干手前に傾けてます。
ハガキ 1月2日
懸
懸ける。一生懸命。の懸
いい字です。
草書で伸びやかに書いてみたかったのですが・・・・・
昨日は、両親と妻、娘たちと初詣へ。
毎年恒例で1月1日の14時に出かけるのですが、いつもの神社ですが
例年に比べ、人は少なく、賑やかさもあまりなかったなぁ。
なんとなく寂しくも思えました。
夕方からは娘たちと近くのショッピングモールへ。
そこで会員さんたちともばったり。
僕はチップのレインコートを買いました。(雨の日の散歩はいつもびしょびしょだからね)
今日の一作
生きてしづかな寒鮒もろた(種田山頭火)
今日からハガキとは別に今日の一作としてカテゴリーの近作の中へ
公開していきます。
出来るだけ日々書こうと思います。
この作はサイズ17.8cm×135cmです。
墨は漆煙松煤という、結構お高い墨です。
ふでは毛質がよくわからない剛毛です。
滲みも楽しみながら書きました。
このように公開しますので1日2回更新することになります。
どうぞご覧くださいませ。
片岡登志子さん、温かいコメントありがとうございます。
こちらも寒いです。3日から妻は広島の実家へ娘と帰省する予定でしたが、
あちらはいま雪がひどいらしくて(山の中なので)、帰省は断念したようです。
告知があります。カテゴリーのお知らせをクリックしてください。
新春 書のスーパーパフォーマンス
6畳大の大きな紙にBGMに合わせて、ダイナミックに書きます。
日時 1月16日(土) 16時30分より
15時半くらいからFMきららのサテライト放送に出演します。
会場 山口宇部空港 2Fロビー
出演者
矢田 照濤(漢字1字を書きます)
長岡 祥鳳(近代詩を書きます)
田村 毅童(漢字2字を書きます)
絶対おもしろいです。是非見に来てください。
ハガキ 1月1日
書くことが生きること。
あけましておめでとうございます。
書くことが生きること。ちょっとかっこつけすぎた感もありますが、これを今年の
テーマにしていきたいと思います。
そこで今年からあたらしく目標を立てたいと思います。
数年前ですが、一日大作を一点必ず書くなんて計画を立てましたが、見事に三日坊主でした。
そこで今年は大作とまではいきませんが、小品から大作まで、何かしらの作品を出来るだけ書いて公開していきたいと思います。
(ハガキは今までどおり書きますよ。)
とうぜん表装もしませんので、まくりのままで公開になりますが、頑張ってみようと思います。いつまで続けられるが、頑張ってみます。
今年もお付き合いのほどよろしくお願いします。
年賀状です。虎
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