« 2011年03月 | メイン | 2011年05月 »
ハガキ 4月30日
浮いているこころ
遠い月白き
(金子みすゞの詩『早春』より)
明日はもう5月、早春でもないけどね。
明るく書きたいと思いました。
さてと今日は毎日書道展の作品の整理をします。
済ませたら、東京へ発送準備と表具店さんへ会友以上の作品を渡す準備です。
けっこう細かい作業があるのです。
出品表は再度全部チェックします。作品のサイズの確認。名簿も作成します。公募の方は出品表を作品に貼ります。
けっこうな作業で一人ででこつこつ1日仕事となりますね。
この作品たちが東京へ行って審査員の目にとまることを願いながら作業を進めていきますよ。
僕も審査員として上京します。
審査は5月と6月にあります。
会場は六本木・国立新美術館です。
ハガキ 4月25日
胸に手をあててじっと念じる
『・・・・・・・・』
研究会も無事終わりました。
参加された方、ほんとうにお疲れさまでした。
いろいろアドバイスさせていただきました。
最終的に作品を鑑別したら結局最初のころの作品が残ったなんて方もおられたと思います。
しかぁーし、アドバイスを受けながらやったことはきっと次へのステップとして絶対にいきていくと思っています。
あらたな発見をされた方もおられるでしょう。
抽象的な説明においては、なにを言っているのかわからないという方もおられるでしょう。
しかぁーし、頭に残しておいてください。きっとわかる日が来ます。
その時に「あー、あの時に言われたあのことは、こういうことだったのか」と理解できる時が必ずやってきます。
その時にまた次のステップに進めるのです。
是非是非この研究会の輪がどんどん広がってほしいと思います。
次回の秋の研究会、今回参加された方はもちろん、参加できなかった方、しなかった方、参加をお待ちしております。
昨夜は心地よい疲れでした。ぐっすり眠れました。
会場はすごい熱気です。
たいきさん、コメントありがとうございます。
お疲れさまでした。そうです失敗をおそれず挑戦してください。また失敗もあるから学べるのです。
「死んだ優雅より生きた野蛮を」です。
古典研究会で会いましょう。
加古川へ行ってきました。
片道2時間弱、近いものです。
坂本麗香先生・山下瞳美さん主宰の会の社中展です。
会場は加古川総合文化センター。
いい施設です。天気もよく快適です。
みなさんの力作を観賞いたしました。
いろいろとアドバイスもさせていただきました。
社中の方々もみなさん明るくていい人たちばかり。
楽しく話をさせていただき、いい時間を共有できたと思います。
みなさん、ありがとうございます。
また会いましょうね。
受付ではくじがあります。
当たればご覧のようにミニランチョンマット(布製)がもらえます。
いい企画をされています。当たった方はさぞ嬉しいだろうなぁ。
僕は強引に1枚いただいて帰りました。
2時間の滞在にて帰路へ。
家に帰ったのが18時過ぎ。
坂本麗香先生作品。2.6×6尺
紫栗や酒飲み羅漢笑ひ出す
山下瞳美さん作品。2.4×5尺
浦島伝説地
賛助出品・矢田桂雪名誉会長作品。2.6×6尺
賛助出品・矢田照濤作品 全紙
齊軌
わかりやすく意味をいえば天下万民がみな気持ちをひとつにするって感じかな。東日本の復興を願って書きました。
みなさんのランチョンマットも展示されてました。
みなさんと記念に。
ハガキ 4月19日
まあるく あたたかく
昨日は防府教室。
予報とは違っていい天気でした。
ぽかぽか陽気です。
公園の桜も一週間ですっかり葉桜になってます。
帰り(22時ころ)雨が降り始め、風もだんだん強くなってきて、夜中はけっこうひどかったですねぇ。
今日も、なんだか寒くなるとか。
16,17日で開催された山口支部展(桂雪主宰)も天気よく、桜は散っている中で沢山の方に来ていただいたようです。ありがとうございます。
桂雪も僕も女流展の審査・九州創玄関係で会場に行くことはかないませんでした。
作品見たかったなぁ。だれか写真撮ってたら見せてくださいね。
今年も僕は出来る限り各地の社中展に足を運びたいと思っているんですけどね。
ハガキ 4月18日
このみちのさきには
なにかなにかあろうよ
みんなでみんなで
行かうよ
このみちをゆかうよ
(金子みすず『このみち』より)
昨日は九州創玄書道会の総会が午前中ありました。
役員改選もおこなわれ、僕は事務局長をおおせつかりました。
これからみなさん、どうぞよろしくお願い致します。
午後は毎日書道展の作品研究会。
今回展は当番審査にあたりますので、講師のひとりとして皆さんに作品のアドバイスを自分なりにさせていただきました。
特に言いたかったのは、作品の景色ですね。
それとそれぞれの方がどんな作品を書きたいのか、どういうイメージをしているのか。
そんなことを言わせていただきました。
優しい作品、静かな作品、派手な作品、激しい作品などなど、みな自分の求めるものは違います。
でもみなに言えることは、生きた景色を作りだすことが大切だと思います。
生きてないとうったえることができません。
その景色を作り出すものは線質であり、墨色であり、リズムであり、構成であり、そしてそれを生かすためにはなによりも書き手の感情であるのです。
是非、きれいな作品よりも生きた作品を目指してがんばりましょう。
その後の懇親会では、沢山の方から「ブログみてます」と声をかけていただきました。ありがとうございます。
ハガキ 4月16日
のぞむ、左の字は望の甲骨文字です。
先ほど帰ってきました。
審査も無事終了いたしました。
良かった方も、またそうでなかった方も、これからもたゆまぬ努力を続けていきましょう。
新聞発表用の近代詩部門の講評を書くことになりました。
感じた事を書かせていただきます。
さて、夜の懇親会でのこと。(僕は本来出席の立場ではありませんが、父のアシスタントとして同席です。)
めずらしい『合馬かぐや姫』というお酒がでました。(僕は運転ですので飲みませんが)
これ実は竹の節の中にお酒が入っているんです。しかも穴はあいてません。
飲む前に錐を槌で穴をあけて飲むんです。
さぁて、どうやってお酒を入れたのでしょう?
合馬のたけのこって有名ですよね。
行ってまいりました。門司港レトロ観光物産館「港ハウス」2F。
17日までですよ。是非足をお運びください。門司港レトロを観光がてらいいですよ。オススメです。
楽しい作品が沢山展示してあります。
全部じっくり鑑賞するとけっこう時間がいります。
いい時間を過ごしました。
僕が行って一時すると、委員長の井之上南岳先生ご夫妻が来られました。
父・桂雪の作品も僕の作品も売約済みになってました。
ありがとうございます。売上金はすべて東日本の復興支援の義援金となります。
もし僕の作品を購入予約された方が、このブロクをご覧になってる方でしたら、この場を借りてお礼申し上げます。
桂雪の作品『いろはにほへと』
委員長・井之上南岳先生の作品
『この道しか』売約済みでした。
母・小扇の作品『ベランダに踊る霰の小人たち』
照濤作品『そなたの胸は海のやう』
紙は水色の水泡箋。全体に美しい水泡の模様が入っています。
井之上南岳先生と。
ハガキ 4月15日
春陽淑気を播く
(春の陽はのどかによき気を天下にあまねくしいた)
はやく日本全国がこんな気に包まれることを願って。
今日は午前中宇部教室が終わったら、午後に門司に行ってみようと思います。
九州創玄選抜書展です。
明日は朝から北九州の毎日新聞社西部本社にて一日中、毎日女流書展の審査です。
うちの本部教室では留守中に古典研究会のスタッフが案内の発送準備をしに来てくれます。ありがとうございます。
そして日曜日はまた西部本社にて、九州創玄書道会の総会と午後は毎日書道展の作品研究会があります。
みなさんの作品をしっかり見させていただきます。
ということで門司に行けるのは今日の午後しかないのです。
半紙額の小品ばかりですので、家に飾っても楽しくなるような作品がきっと多いと思います。
ハガキ 4月13日
土がくろくて濡れてゐた
はだしの足がきれいだな
(金子みすゞの『はだし』より)
いやー、いけません、なんやかんやで仕事が滞ってしまい、月刊誌の原稿作りがまだできていません。
今月はゴールデンウィークに入る前に納品を目指してるのでもう、今日明日中に全てやってしまわないと、大変なことになりそうです。
あせっています。
今日の宇部教室にも仕事持って行って頑張らないとなぁ。
しかぁーし、気持ちは余裕を持つように。なんとかなるでしょ。
昨日は地元宇部で巨人・ヤクルト開幕戦でした。
地元は盛り上がってましたね。
僕は野球はまったく興味ありませんので、どうでもいいけどね。
イチロー・ゴジラ・ゆーちゃんくらいは知ってる程度です。
ハガキ 4月12日
守
昨日はなんだか変な天気でした。
午後防府教室だったんだけど、外はぽかぽか陽気、一時したらなんとなく空がどんより曇り寒くなる、遠くの山をみるとすごくぼやーとして見える。部屋の暖房を入れないと寒い。
また一時するとぽかぽか陽気、部屋の暖房は消さないと暑い。
面倒くさい午後でした。
防府教室では、ぼちぼち7月の大濤書展の構想をみなさん考え始めています。
今年もたくさんの方に楽しんでもらえるような作品を会員一同制作したいと思っています。
今日の『守』
顔真卿の臨署をしました。
動きがあってなおかつどっしりと重厚感がある、そんなイメージで書いてみたのですが、そんなイメージで大切なものを守りたいのですが。
ハガキ 4月11日
瞬間の連続を生きる
昨日は抜群の天気で花見日和でしたね。
そしてあったかかった。
審査してても窓から入ってくる陽射しが暑かったです。
書展の部長会議もいろいろな改善案がでました。
研究会の打ち合わせ会議も少人数ながら意思統一も出来たと思います。欠席の助講師には資料を送らせていただきます。
これらの行事もそうですが、最初少人数の会議から始まっていって最終的には多くの方たちの力を借りて、結集して事が進んで行くのです。いまから沢山の方たちの協力が必要になってきます。
会員のみなさんにはどうぞよろしくお願い致します。
さて、義援金のお願いがスタートして10日が経ちました。
たくさんの方たちの善意が集まってきています。
ほんとうにありがとうございます。心強く思っております。
ハガキ 4月10日
歩(甲骨文)
ともに手を取り合って歩んでいきたいと願っています。
月例審査に行ってきます。
その後、玄游書展の実行委員会部長会議(これは実行委員長である長岡さんにおまかせ)
書展会場も半年前である4月7日に予約完了でき、ほっとしているところです。
その後の古典研究会の講師・助講師打ち合わせ会議。研究会をより良くするための意思統一を図る会議です。
話は変わって、先日告知しました九州創玄選抜書展ですが、東日本復興支援のチャリティー書展へと変更になりました。
全作品を一律30000円で販売し、全額義援金として復興に役立てて頂くというものです。
会期 4月9日(土)~17日(日) 10時~18時
会場 門司港レトロ観光物産館『港ハウス』2F多目的ホール
北九州市門司区東港6-72(JR門司港駅 徒歩8分)
この春の陽気の中、門司港レトロを散策、観光するのもいいと思います。是非足をお運びくださいませ。
ハガキ 4月8日
美景観賞を恣(ほしいまま)にす。
(美しい春の景、見まわって心を十分にたのします。)
いまはどこも桜がキレイ。
ゆっくり観賞できる時間がほしい。竜王山の桜も観に行ってみたい。
日曜日の審査会のお昼休みにでもちょっと散歩に行ってみるか。
今日の雨で散りませんように。
昨夜は古典研究会用に
担当講師の鈴川さん(秋萩帖担当)、池田さん(論経書詩担当)の参考揮毫の動画の撮影をしました。
半紙に書いているところを鋒先の動き、弾力がよくわかるようになってます。
当会の義援金の受付もはじまり、いま集まってきているところです。
今回は一人でいろんなところでされていることと思いますが、それでもご協力いただき本当に感謝しております。
さて、今日は宇部・岩国フルコース。
雨の高速、気をつけよう。
ただいま帰ってまいりました。
参加された方には書の楽しさを伝えたかったのですが。
観て・触れて・感じていただけたでしょうか。
たとえ少しでも何かを感じていただけたとしたら、そして何かの気持ちの上でお土産を持って帰っていただけたなら、とても嬉しく思います。
会場では義援金の募金箱も置いていただき、みなさんのあたたかい気持ちを持って帰りました。
また元気で今度は元気に5月に会えますことを祈っています。
井関先生、今日がお誕生日。
僕が参考揮毫にするにあたり古孟堂さんが筆を提供してくださり、
その筆を参加された方たちで抽選。
見事に誕生日プレゼントをゲット。
ほんとうにおめでとうございます。
ちいさなちいさな参加者、このみちゃん。
目がきらきら透き通っています。とても人なつこい、そしてお母さんにそっくり。
ハガキ 4月2日
観て触れて感じるのです
観ること
触れること
これは誰もが同じように出来ることだと思います。
やっかいなのが感じること。
これは感受性の問題ですよね。
同じものを観ても触れても人によっては感じ方は全く違うと思うし、
また感じる人もいれば感じない人もいるだろうし、
なんでもかんでも感じなきゃいけないかというと、そんなこたぁないし。
美術館なんかで作品を鑑賞しても、「あーわたしは、この作品から何か感じなきゃ」なんて思ってみてもちっとも面白くないだろうし。
感じるというのはその人の琴線に触れた時に自然に感じるものだと思います。
作品は美を発しててもそれを観た自分が感じないのは、自分の琴線とはずれてるか、自分の感受性が不足してるか、逆にいえば、その作品が大したことないのか、ということになります。
数年経って同じものを観た時にドキッとする時もあります。
これは自分の感受性が変化してきてるということになりますよねぇ。
まぁいずれにしても観る機会や触れる機会は多く取った方がいいと思いますね。
さぁていまから京都に行きます。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |