近作

第38回日展

第38回日展作北原白秋の詩『月光の谿』より剛毛の長鋒を使用。全体的なタッチは軽く、しかし切れ味のよい線を意識して淡墨で叙情性を求めた。
毎日1枚葉書でART

大丈夫

ハガキ 11月13日大丈夫わたしの背中にそっとおいたあなたの手はとてもあたたか。
毎日1枚葉書でART

天衣無縫

ハガキ 11月12日天衣無縫天衣とは天女の衣のようです。天女の衣には縫い目がないそうです。だから、そのままでも完成されたものを天衣無縫というそうです。そんな作品を書いてみたいものですが、無理ですね。やっぱりあがきながら、なきながら、そして楽...
毎日1枚葉書でART

どしゃぶりあめ

ハガキ 11月11日あめがやんだら、空を見てくださあい。ふたえのにじがきれいでーす。まどみちおの詩『どしゃぶりあめ』より久しぶりに雨が降りました。恵みの雨です。虹は出ませんでしたが、この詩を思い出しましたので、書きました。まどみちおは山口県...
毎日1枚葉書でART

記憶のPAGE

ハガキ 11月10日記憶のPAGE僕の記憶のなかには、いくつか、というかたくさんの栞がはさまっています。子どもの頃の嬉しかったこと、悲しかったこと、学生時代の友達との印象的なこと、大人になって仕事の転機になったこと、いろんな人に会って影響を...
毎日1枚葉書でART

悟無好悪

ハガキ 11月9日悟(ご)に好悪(こうお)無し悟りには好い悟りとか、悪い悟りというようなものはなく、ただ一つである。悟った後もさらに修行を続けて高次元の悟りに至るべきです。という意味の禅語です。悟りはひらけそうにはありませんが、でもひとつの...
毎日1枚葉書でART

冬の紋白蝶

ハガキ 11月8日冬の紋白蝶今日は宇部教室、暗くなってから3階の窓をあけて、ボーと外を眺めてましたら、どこからともなく紋白蝶が窓から迷い込んでました。こんな季節に紋白蝶を見るなんて。そっとしておいて、ちょっとトイレに行ったら、どこかに行って...
毎日1枚葉書でART

色不異空 空不異色

ハガキ 11月7日色不異空 空不異色(しきふいくう くうふいしき)色(いろ)は空(くう)に異ならず。空は色に異ならず。般若心経の一節です。あらゆる事物は実体はなく、すべては変化し、流動的であるから、こだわるなということだそうです。いろいろと...
近作

一隅

一隅第39回西部書作家協会展
毎日1枚葉書でART

ハガキ 11月6日杏(あんず)ウメよりすこしおおきくあまずっぱい実です。今日は、無性にあんずと書きたかったのです。「あんず」ことばの発する響きはとてもかわいいです。