想ひの五月

近作

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今日の一作 5月26日

『想ひの五月』

檜葉の茂みは昨日より

みどりの想ひを深くさせ

ひなげしの芽も首かしげ

そっとなにやら

ものおもふ

ゆびとゆびとを

くみあはせ

やさしい陽ざしの丘の上

ちひさく口笛

吹きながら

それからそれへと

ものおもふ

(サトウハチローの『想ひの五月』)

サイズ 135cm×70cm

墨 桂墨の宿墨(どんどん粘度と色が変わってきてます)

筆 大字は羊毛とムジナ2本で、細字は羊毛長鋒

紙 亀紋箋

先ほど、なんとなく今日は仕事お終いにしようと。

そんでもって、今日の一作を一枚。

今日は雨なので、サトウハチローの詩集『爪色の雨』から。

宿墨はもうすこしは大丈夫かな。

しかし底にはネバーと固まってます。

滲みも微妙ですが、悪い色ではないですね。

さて、明日は早めに出かける準備しよう。

忘れ物がないようにね。

そうです、僕は忘れ物が多いのです。

いつも行事等で出かける時、妻から

「忘れ物ない?大丈夫?」って聞かれるけど

「いやいや、今思い出すくらいなら、忘れものじゃないじゃろ」

なんて言いながら出かけてすぐに忘れ物を思い出すことが多いのです。

もっぱら近場の行事の時が多いので持ってきてもらったり、取りに帰ったりして済むんだけど。緊張感が足らんっちゅうことじゃね。

遠くに出掛ける時にはほとんどそんなことはありません。

ではおやすみ。

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