夏霞

毎日1枚葉書でART

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ハガキ 6月7日

夏のはじめのかがやかさ

野にはうるほふ光あり

朝越えわたる白鷺の

ほのにきこゆる水の上

ああ早や若き草の間を

低き霞は消えてゆく

三木露風の『夏霞』より

最近読んだ本で母から借りた

『わたしが芸術について語るなら』(千住 博)

もともと児童向けに書かれたものを年長者向けに編集しなおしたものです。

うんうんとうなずけるものあり、自分の考え方を再確認できたり、とても解り易い内容の本でした。

「性格のよろしくない方の作品を見ると、どんなにきれいな絵の具を使っても、「この人の根は汚いな」というのがわかるものです。これが

絵の怖いところです。」

というのがあります。

そのまま書におきかえてもいいでしょう。人間形成に努めていきたいと思います。

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