美をはかるもの

毎日1枚葉書でART

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ハガキ 9月28日
計る測る量る図る
美をはかるものは心しかないと思うのです。
美を感じるのに法則などありません。
その人それぞれの心しかないと思うのです。
みんな感じ方が違います。
同じ花を見てそれぞれが「美しい」と声に出しても、その内容は違うと思うのです。
形が美しいと思う、色が美しいと思う、生命感が美しいと思うなど、みんな違うと思うのです。
作品もそれぞれの見方があります。それぞれの感じ方があります。
でも形や見た目で訴えるのではなく、心に訴えかけるような作品が書けたらと願うのです。
昨日は宇部市・宇部医師会・宇部歯科医師会・宇部薬剤師会主催の
「医・スペシャル  まほろばに生きる」と題した講演会がありました。
講師は薬師寺長老であられる安田暎胤先生です。
僕がポスターの題字を書かせていただいて、宇部医師会会長の福田信二先生のおはからいで安田暎胤先生との昼食会にも出席させていただきました。
その間のいろいろなお話、また講演を聴かせていただいて、本当に勉強になりました。
先生の著書の『五つの心』も購入させていただき、寝る前に一気に読んでしまいました。
以前にもブログで、当たり前のことは本当は当たり前じゃないんだとか、有難いとかに触れて書いたこともありましたけれども、
更にその感を強く思いました。
日々普通に過ごせることに感謝です。
昨年の11月に右目を出血しまして1月に手術をしました。
その間右目は最初は少しだったんですが、12月半ばくらいからは、ほとんど右目は見えない状態でした。
1月の手術でよくなり、今は右目も良く見えます。
なのでその時に思ったのが、普通に見えることがどれほど素晴しいことかというのがわかったんです。
また片目だと字を書くのもなんだか変な感じで筆が紙に接する瞬間がつかめなかったりしたんですが、普通に書けることがどれほど素晴しいことかがわかったんです。
なので2月に退院してからは、このブログハガキも出張以外はすべて書くように心から思うようになったのです。
昨日は本当にいい機会をいただいて福田先生に感謝です。

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