ひたすらに

毎日1枚葉書でART

2009_1231200912310018.JPG
ハガキ 12月31日
ひたすらに
昨日は、すごい木枯らしで寒かった。
夜中もごうごうと風の音。目が覚めてみるとうっすらと雪化粧。
今日はただただ年内にやらねばならないことを、ひたすらにやっていくだけです。
今年はいろいろとありました。
昨年末から目の調子が悪くなり、右目はほとんど見えない状態での年越し。
片目だとなかなか遠近感もつかめず、苦労してました。
1月は空港パフォーマンスと玄游会35周年の祝賀会。
着々と準備を進めて楽しみにしていたのに、9日に入院・手術になってしまい、
残念ながらその二つには出席できず、悲しい思いをしました。
2月には退院し、目もばっちり見えるようになって、本当に普通に見えて、普通に書けてということが、どんなに素晴らしいことかというのがよくわかりました。
それまで片目の状態では筆が紙につく瞬間がよくつかめないんですよね。
とにかく書きづらかった。
それからというもの、うれしくてこのブログハガキも出張以外はすべて書いてきました。ひたすらに。
また各地の講習会や錬成会では始めてお会いする会員の方もおられ、あたらしい触れあいもあり、うれしく思いました。
僕自身の今年の新しい試みとしては、7月の大濤書展にて、初日に展示作品をその場で書く、そしてそのサイズは3m×5mで巍という一字を書きました。
多くの方に観ていただき、ありがとうございます。
その模様はカテゴリーの中の動画に入っています。
8月は全国的にご活躍のガラス作家の西川慎先生・池本美和先生から声をかけていただき、書とガラスのコラボレーションをしました。
2日間、来場者の前で制作させていただきました。
リハーサル・打ち合わせを含めとてもたのしく充実感にあふれる時間をいただきました。また書の新しい可能性という面でも大変勉強になりました。
お二人の先生には感謝感謝です。
玄游書展では35回記念展となり、たくさんの出品があり、また作品集も刊行しました。
この書展やヤングセミナー・古典研究会はじめ、いろんな行事では沢山のスタッフに支えられ本当にみなさんに感謝です。
来年ももうすでにびっしりとスケジュールが決まっていて、なかなか休みもない状態ですが、好きな映画を時々観ながらまた頑張っていきたいと思います。
作品的にも更に内面的なものを磨きたいと思っています。
今年一年このブログに付き合ってくださった方々、ありがとうございました。
来年(明日からですが)も更に頑張っていきますのでどうぞまたお付き合いください。
みなさんにとって来年もよい年でありますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました