肝に銘じ魂に銘ず

毎日1枚葉書でART

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ハガキ 1月16日
肝ニ銘ジ 魂ニ銘ズ
良寛の『愛語』の中の一節を臨書したものです。
良寛さんの字は好きです。
素朴で、おおらかで、純粋なような透明なような、でも芯が強い。
一見なんでもないように見える線、実際書いてみると無茶苦茶難しいですよ。
あの雰囲気は出せません。やはり精神的なものからくるものだと思います。
書けば書くほど難しい、これも原本とはほど遠いものになっています。
あの澄んだ形を書こうとしてもだめなのです。何度書いても出せないのです。
じゃあ気持ちで書こうと思って、形はある程度にして気持ちで書こうとしても、
だめです。
良寛さんの字を書くには、また雰囲気を出すには、僕の精神は汚れているのでしょう。
今日のパフォーマンス『肝に銘じ魂に銘じて』そんな意気込みで書きます。

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