ちから

毎日1枚葉書でART

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ハガキ 4月19日

ちから

昨日はばたばたしてて、ブログ更新ができなかった。

日曜日は、九州創玄の毎日展作品研究会。

地震で来れなかった方もおられたが、なんとか開催した。

講師がねそれぞれの作品について、批評アドバイスしていきます。

僕は講師ではありませんでしたが

作品をずっと見てて、感じたことは

細い線が弱い作品が多いな、ということでした。

細い線が、なんか違和感のある作品が多かった。

僕が個人的に考える書作品とは

読ませる作品ではなく、感じさせる作品。

勿論、文字が素材なんだから、読めるように書くというのは当然。

そういうことではなく、観る人に読ませてはダメだと思っています。

読ませる前に感じさせるのです。

そのためには、それを支える線というのは、凄く大切なんです。

変化をつけようとして、太く細くはいいけど

ただ細くなっているだけ

そこに生命感がなかったり、筆力を感じなかったり、気力が萎えてたり、というのが多かったということです。

細かろうが、太かろうが、強かろうが、軽かろうが

そこに筆力はとても大切です。

生きた線をひかなければなりません。

と僕は思うのです。

感じさせる作品を書きましょうよ。

昨日は防府教室。

といえば、帰りは映画。

19時10分からの『あやしい彼女』

いやー、良かった。面白かった。心があたたかくなったなぁ。

倍賞美津子さん演じる、カツおばあちゃん。

娘と孫と毎日楽しく、悪態をつきながら鼻歌歌いながら日々過ごしています。

ある日、「あんたがいたから若いころは好きなことができなかった」と、娘とけんかして家を飛び出した、カツおばぁちゃん。

街の写真館で「ヘップバーンのような写真を撮って」ということで写真を撮ってもらったら、20歳の娘に若返ってしまいます。

名前をせつ子ということにして、幼馴染の近所のじろうじいさん家に身を寄せます。

町の祭りののど自慢で「見上げてごらん夜の星を」を歌ってから、いろいろな騒動に発展していきます。

孫のバンドのボーカルをするはめになり、

デビューするというところまで話が進んでいきます。

若返ったカツおばあちゃんは好きなように生きようとかするんだけど、結局、娘や孫のために奔走するんです。

多部美華子さん演じる、20歳の娘だけど、中身はカツおばあちゃんという雰囲気の演技、楽しくてかわいくて、でも少しせつなくて。

なんともいえません。

劇中でせつ子が歌う「真っ赤な太陽」や「悲しくてやりきれない」は聴かせます。とてもいい。

どの歌も大好きな歌なので、この歌うシーンもすごく良かった。

超おススメですよ。

母娘の愛情を感じる映画でした。

ちからをもらいました。

 

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